GIGA spirits五十嵐郁雄。クリエイティブな恩師の命日はクリエイティブに。
大好きだった
GIGA spirits五十嵐郁雄先生。
美容専門雑誌「しんびよう」の編集長を経て独立。
美容業界の軸になるべきは美容師だ。
もっと美容師は広告業界、ファッション業界、建築業界全てのクリエイティブ集団と対等で居られる知識と教養を持たねばならない。
「 語れる美容師になれ。」
これが五十嵐先生が常々おっしゃってた事。 初めて参加したセミナーは
目から鱗の連続。大好きな方程式、理論に「美、感性、感覚」抽象度の高い世界の重要な要素全てが置き換えられている。言葉にならない感覚を
言葉に直せる人に出会えた事は私にとてつもなく大きな衝撃を与えました。
当たり前と思っている大前提を伝える事に価値がある。一瞬で虜になりました。
もっと早く出会えていたらと思う先生の1人ですが、意味あって4年前のタイミングで出会ったのだとしたら。
五十嵐先生が体を患う中月に一度
「美意識」を教えてくださった事の価値を深く深く胸に刻み、その価値を広げて行く為のタイミングだったのかなと。
残り少ない時間の中教わったからこそ
私の中に強く生きている五十嵐先生。
9月6日は先生の命日。
お正月に「幸せを呼ぶ5円玉」をくっつけて、コラージュした年賀状を送ったら
お返事に「HAL」と書いた結び紐を通したトークンが付いて戻ってきた。
HAL=happy and lucky
こんな小娘に粋なお返事を下さるユーモアと愛に溢れる先生でした。
頂いた想いを大切に。
命日には手を合わせに行く事と、もう一つ私には目的があって。
五十嵐先生との感性とアイディアの合戦の続き。
今年のお供えするお花は
ドライフラワーの花束。
押し花の付いたメッセージカード
「ありがとう」のデザインが
最高にキッチュな和紙の箱に
地球を救うハチミツを忍ばせて。
こんな事が出来るようになりましたよ五十嵐先生!どうですか!
毎年楽しみに笑ってくれているような気持ちで心が洗われます。
私もそんな心に残る人でありたい。
人の心に残るような情熱を持ち続けて
死んで行きたい。
大切な節目の大切な日。
五十嵐先生、今年も私はクリエイトする事をやめていませんよ。
沢山インストールして、
沢山語れる美容師になるから。
見ててくださいね◎